夏のこんびらさん(金刀比羅宮)参り【JR琴平駅から最初の石段まで】


香川県仲多度郡琴平町にあり、こんぴらさんで知られる金刀比羅宮。そのこんぴらさんは香川県のなかでも抜群の知名度を誇る人気観光スポットで、長い石段が有名です。江戸時代でも金毘羅参りはお伊勢参りに次ぐ全国の庶民の人気イベントでした。

今回の記事では、こんぴらさんをお参りした時の様子と、お参りするのに所要時間は実際にどれくらいの時間がかかったのかを紹介したいと思います。

こんぴらさんって?

昔は金刀比羅宮は、金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)という名前だったので、そのため「こんぴらさん」という名前で親しまれていからです。そしてこの権現というのは、仏教の仏や菩薩が日本の神様として現れたものとして昔の人には理解されていました。全国でよくある話ですが、明治になるまでは神仏習合により神様も仏様も同じものであると扱われていて、金刀比羅宮も象頭山金毘羅大権現と呼ばれていました。

そして明治になり廃仏毀釈のため、金毘羅大権現の不動明王と毘沙門天の仏像が打ち壊しになる危機を迎えました。それを憂いた住職宥明師が故郷である岡山の津田村君津に持ち帰り、現在は、はだか祭で有名な西大寺の牛玉所殿に安置されています。

金刀比羅宮では、主な祭神として大物主神(オオモノヌシノカミ)を祀り、また崇徳天皇を祀っています。

大物主神は古事記や日本書紀にも出てくる古くからの神様で、五穀豊穣や海の神様として信仰されています。そして大物主神が祭られている理由ですが、金刀比羅宮のある象頭山は、昔は瀬戸内海のすぐそばにあり、神様である大物主神による中四国支配の拠点だったからです。

また崇徳天皇は、日本史で習った保元・平治の乱にでてくる天皇です。その崇徳天皇は、保元の乱で後白河天皇側に敗れて香川県で軟禁生活をおくっている間に、金刀比羅宮をお参りしていたことが縁となります。

こんびらさん参りには便利なJR琴平駅で


数日前からこんぴらさん参りを思い立っていたにもかわかわず、現地への到着が遅れ、JR琴平駅に着いたのは14時前の暑い時間帯でした。電車でくるなら、本来ならもっと早い時間をお勧めします。それでも私のようにお参りにきたらしき人達がちらほらと電車を降りていきます。

有人の改札を抜け、JR琴平駅構内にある観光案内所でもらった「こんぴら観光案内図」と「こんぴら冷スイーツ街道2017」のパンフレットをカバンにしまって駅をでました。


ちなみにこんぴらさんへお参りする場合、新幹線の利用や京阪神や中国地方から電車を利用してくるならJR琴平駅が便利です。


JR琴平駅から金刀比羅宮に向かう場合、駅正面の参道をまっすぐ行くコースと、駅を出て左折して旧高松街道である新町商店街から行くコースがあります。この炎天下のなか行くならお勧めはアーケードのある新町商店街から行くコースですが、今回はJR琴平駅の正面をまっすぐ行くコースを選択しました。

影のない道は暑くて、汗がじわりとにじみでてきます。
サングラスと帽子をもってきていて良かったと感じる、ひとときです。
とりあえず突き当りまで進み、左に曲がればいいので、道を間違えようがありません。

金刀比羅宮北苑の高燈篭


道の途中には金刀比羅宮北苑があり、敷地には高燈篭が建っています。この高燈籠、高さ27メートルの日本一高い燈籠で国の重要文化財に指定されているものです。

ことでん琴平駅


そしてその北苑の隣には、ことでんの琴平駅があります。


川を渡り、突き当りを左に曲がり左右に広がる土産物屋を眺めつつ、進んでいきます。


しばらく進んでいくと表参道が見えてきます。金刀比羅宮御本宮参拝ガイドには、表参道から本宮まで片道約30分となっていますが、表参道の左右には、うどんやスイーツなどを売る飲食店や土産物売り場が立ち並び、いろいろと店に入りたくなる誘惑にかられてしまいそうになります。ここで寄り道をしていたら、とても30分で着きそうもありません。どうせ寄るなら、帰りに限ります。

石段入口


暑さのなかゆっくり歩いてきて、石段の入口に到着したのはちょうど14時です。


石段の手前には籠があり、「石段かご」と呼ばれています。体力に自信のない方は365段目の大門まで籠に担がれて登ることができます。

http://seto2.com/kagawa-kotohira-konpira-kago/

最初の石段


この参道の石段を785段登らなければ、本宮まで着くことができません。

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