鞆の浦は歴史ある町並みで、知る人ぞ知る観光地だったのが、宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」で一躍有名になり、その後もドラマ「流星ワゴン」や映画「ウルヴァリン」さらには福山出身の作家、島田荘司原作の映画「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」の舞台となったことで福山を代表する観光地となりつつあります。
2017年には新しく大型駐車場ができましたが、時期によってはまだまだ混雑することも。
そして鞆の町中は昔ながらの狭い道のため、対向車とすれ違うのも大変。そのためJR福山駅からのバスがお勧めです。
JR福山駅
山陽新幹線「のぞみ」「さくら」「ひかり」「こだま」が停車する駅で、北側には福山城が見えます。
バス乗り場は南側になります。
トモテツバス
鞆の浦に行くバスはごくごく普通の路線バスですが、土日祝日の9:00と13:00ならレトロな雰囲気をもつボンネットバスに乗ることができます。このボンネットバスは定期観光バスとして利用されている1958年式のいすゞ自動車のボンネットバスで、猫バスとして知られています。
定期観光バスのため料金は通常のバス料金よりも高いのですが、鞆の浦を代表する施設の入館料、ガイド代が含まれているため時間がなくサクッと鞆の浦を観光したいという方やレトロなバス好きな方にはお勧めです。
http://www.tomotetsu.co.jp/tomotetsu//teikikannkou/index.html
「福山駅前」バス停
JR福山駅の南口を出ると目の前にタクシー乗り場がありますが、鞆の浦へのバス乗り場は5番になります。
植物(薔薇)で覆われたアーチの向こう(せっかくなので、くぐってください)
この5番乗り場は福山駅南口から一番近いバス乗り場になっているため、わかり易いと思います。
「鞆の浦」行き、もしくは「鞆港」行きのバスに乗ってください。
約15分~20分毎の間隔でバスが出発しますので、「1本乗り過ごしたら次までかなりの時間を待つ」ということはないので安心してください。
ただ時折、終点が「竹ヶ端」というバスがありますので、それには乗らないようにしてください。
http://www.tomotetsu.co.jp/tomotetsu/jikoku/tomosen01.html(平日)
http://www.tomotetsu.co.jp/tomotetsu/jikoku/tomosen02.html(土日祝日)
http://www.tomotetsu.co.jp/tomotetsu/jikoku/tomosen.pdf(PDF)
「鞆の浦」バス停
「福山駅前」から「鞆の浦」バス停への料金は大人520円、子供260円。
福山駅を出発し、途中のバス停で地元の方が乗り降りするなか、30分少々で「鞆の浦」へ到着です。道路の反対側には鞆の浦観光情報センターがあります。
鞆の浦観光情報センター
「鞆港」バス停
「福山駅前」から「鞆港」バス停への料金は大人550円、子供280円です。
さきほどの「鞆の浦」バス停からはバスで2分違いと歩いても知れている距離ですし、鞆の浦の観光情報を知るためには「鞆の浦」バス停で降りることをお勧めします。
逆に、鞆の浦から福山駅前に戻る場合には「鞆港」から乗ることをお勧めします。
戻る場合、トモテツバスは「鞆港」、「鞆の浦」バス停の順番で運行しているので、「鞆港」からの方が混まないからです。